ハッカーの集め方

こちらで、ハッカーの話が続いていたようなのでそれでちょっと思ったこと。

ハッカーを集める為には「探し出してきて雇う」「企業内で育てる」の2つがあると思うと。
「探し出してきて雇う」についてだが、人材の流動を考えてみると、「はてな」とか、知名度のある企業に偏在はするだろうが、優秀であればある程、実際にはあまり動かないだろう。・・・実際問題、企業は囲い込んで離したがらないものだし。

個人的には「企業内で育てる」ほうがまだ期待が持てる。
社内のコミュニティで切磋琢磨しあう環境があったり、オープンソースへの参加を奨励したり、業務時間の1割を自分の為のプロジェクトに使えたり(Googleだ)、教育コストへ費やしたほうがまだいいのではないか?とは思う。

僕自身は「優秀な個人」より「優秀なチーム」のほうを信頼している。(というか現実問題、「優秀な個人」にはどうしても限界がある)。「優秀なチーム」を自社に中長期的に維持する為には、「探し出すこと」よりも「育てること」に専念したほうがいいような気がするが。


あと最近気付いたのですが、チームの構成員の役割というか興味軸が微妙にずれていたほうがチームとしては「強い」ようです。
多方面からの技術アプローチを考慮できる、といいますか。
個々人が優秀云々ということもありますが、各々の適正を考慮することにより、優秀なチームを維持できるのではないかと思います。