退職について思うこと

株式会社「はてな」退職のお知らせ
会社と社員の関係について考えるいい機会(ネタ)なので書いておく。

ボーナス×ボーナス
不思議なのは、
「評価が低かったので辞めた」
という考察はあるのだが、 「ボーナスを貰うのを待ってて辞めた」
という考察があまりないこと。
・・・後者は「社員としてそれってどうなのよ?」みたいな話もあるかもしれないが、可能性はなきにしもあらず。

ってか、入社3ヶ月でよくボーナス出したなぁ、って思うのが正直なところで、本人もそれ程期待してなかったのではないか、と思うのだが。
単に区切りとしていいだけで。

まぁそれはどうでもいいのだが。

そろそろ一言いっておくか
ミスマッチが発生していたのではないか、と思う。
会社の期待するあるべき像と社員の考えるあるべき像がずれていたというか。
はてな日記 (1)
はてな日記 (2)
「力不足が原因」みたいに書いてあるけど(ってかネタ?)、・・・それは些末なものな気がする。
評価が低かろうが力不足だろうが、「その会社での自分の可能性を感じること」が出来なければ、居続けることは難しいと思う。
いるだけでそれなりに色々保証されるような大企業ではなく、特にベンチャーなら尚更。
その頑張りに対する報いが十分に期待できないまま「ただなんとなくそこにいる」という状態は、貴重な時間を投資して分の悪いギャンブルをやっているに過ぎないのではないのかな。

ってか、単に「遅刻にうるさい環境」がイヤだっただけとか。
やることやれば遅刻だろうが早退だろうがなんでもいいよって会社もあれば、9時から18時は会社にかっちりいて残業もしないできっちり帰る、って会社もあるわけだし。
はてな」の仕組みって、実は社員のモチベーションが相当に高いことを要求するから窮屈そうな気はするけどね。