精神論が必要になるのは

ミスとかトラブルとか
トラブル防止に精神論(ガンバリズム)が害悪でしかないのはすごく同意。

というよりは一般業務において精神論が有効なケースは殆どない。
「頑張る」というのは言葉はむしろやんわりとした「拒否」を示す際に用いられるのではないか。
例えば価格の値切り交渉の際、売り手側が「ウチも精一杯がんばらせていただきました」というのはこれ以上要求を呑む気はないということを意味する。

ただ精神論が重要になるケースもあるにはある。
納期間近でギリギリまで追いつめられると「必要以上に」自暴自棄になり、そこで一気に質を下げてしまうケースはよくあるのかな、と思うのだけど、 事態解決に向けては根性出して「冷静」になるしかない。

鉄火場で「冷静さを保てる」のは、気の力なのだろうな、とは思う。
(不眠不休の現場となってしまっても「ここで一度休む」「ここから働く」という合理的判断が下せることとか)

ただ、「冷静」であるが故にデスマーチと平時の温度差が壊れている人・・・デスマーチ慣れしている人も多いのだが、それはどうかと。