ローラースケート実装とWeb業界

bliki-ja.github.io

* バージョン1は、静的なWebページだった。そこには商品説明と問合せ先の電話番号が載っていた。派遣社員が顧客からの問合せに応じて、バックエンドのシステムに情報を入力した。 * バージョン2では、顧客がデータを入力できるWebフォームがついた。ただ、このバージョンでは、データをバックエンドシステムに読み込ませることはできなかった。その代わり、WebフォームからFaxを送信した。Faxで送られてきた注文情報を、増員された派遣社員がバックエンドシステムに入力した。Fax機が少し離れた場所にあったため、ローラースケートが役に立った。 * バージョン3では、Webフォームを直接バックエンドシステムにつなげた。 最初の2つのバージョンは、考えられる最もエレガントなソリューションではなかったかもしれない。しかし、商品をいち早く市場に投入することができたのだ。この案件以外にローラースケートを使った反復開発にお目にかかったことはない。ただそれは、ローラースケートが必要なかったからではなく、想像力が足りなかったからなのかもしれない。

Web業界の案件だと結構このパターン多くないかな?
納期が足りない為・・・そもそも最初の計画時点で納期が足りないことが判明している・・・、後追いで機能を付加していくのはありがちだなぁ。