人月を超えた先にあるもの

プログラマなら人月なんかさっさと超えろ

人月を超えた先にあるものは、バイト・・・なのかなぁ、やっぱり。
5人に1人ぐらいは業務時間内で本業以外の別のことをしている気がする。

それか持ち帰り可であればマルチで回す、とか。

ちなみにバイト上等で考えると、一人でさくっと作ってしまうような案件の場合、Javaってあまり出番がないと思うのだが、気のせいかな。

実際には、最終的な単位が人月だったとしても、機能単位に製作日数を見積もって、それにリスク係数かけて、人が増えれば増えたなりにマネージメント費を別途計上して、最終的には安全圏考えて1.5倍にするとか、それなりに根拠のある数字にするのかなぁ、という気がする。
アカデミックであったり標準的な手法をとるのが近道だとは思うけど、固定化された方法論を用いて履歴をフィードバックしていけば、それなりに精度が上がっていくのじゃないだろうか、とか。

ってか世の中的にはもっとKKDなのかしら?
まぁ昔自分が勤めていたところも「大体一週間単位で作業工数見積もれ」だったし。
バッファが多いとそりゃあ数字はいきますよ。
クライアントもクライアントだよな、相見積もりも出してないとしたら、よく稟議が通るものだ。

それから、人月って相場感がはっきりしやすいよね。
個人的な狭い経験則で話をすると、同じ程度(会社の規模とか雰囲気)の会社が相見積もり出しても大体ぶれないし、ぶれる場合それ相応の理由が存在したりする。
営業の共通言語となってるんじゃないかな。

人月を超えるとプログラムしている暇が減る

実はこれ、人月計算の方が出やすい台詞なのだ。「おれ」が「やっとく」ことで「おれ」が楽になるなら、すでに見積が出ている以上「おれ」はやっとく方を選ぶだろう。これが「お品書き方式」だとそうは行かない。見積もりに「何をしたらいくら」と書いてしまった以上、そこにないものを加えるときには「やる」前に「〜円申し受けます」と言わねばならない。はっきり言ってうざいことこの上ないのだ。

ああまぁ確かに。
Web制作の案件で現場が気をきかせて「クライアントが急に欲しくなったので『トピックス』のページを作ってあげました!」と勝手に動いたら、営業は激怒するな。
お金を請求するべきなのにどうしてタダでやる?って。

否、人月でドナドナされていても、「プログラム以外の作業」をしているとなったら、営業は黙ってないんじゃないの。
「話が違う。単価を見直せ」とか。