フルボッコとか

日本社会はフルボッコ先を求めている
続・日本社会はフルボッコ先を求めている
食品偽装摘発、背後でなにかが動いているのだろうか

個々人の抱える感情が結びついて一つの大きな大衆意識として顕在化しやすくなったというか。
テレビや雑誌などのマスコミの力が強く、「第4の権力」として今なお君臨しているのは明らかだけども、集合知或いはイナゴと表現される「大衆意識」が「第5の権力」として台頭してきたのは、・・・まぁいままでの人類史の中でもあまりなかったのかなぁ、と。
しかも「無名である」・・・狭いコミュニティでは「無名である」ことはありえなかった訳だし。

P2Pのメカニズム・デザイン

追記:こういう評判システムを応用すれば、はてなのイナゴ対策も設計できるかもしれない。今はプラスの星をつけることだけが可能だが、マナーに反する記事やコメントについては星を(第三者が)減らすことも可能にし、点数がマイナスになったらドクロのマークでもつけ、ドクロの累計が一定数を超えたらアカウントを削除するのだ。

評判システムですらも広義の意味での市場であるという観点からすると、その効果はやはり限定的だろうなと考えられる。
ネット上の議論においても、全ての事柄が等しく評価されるという点では既に市場的ではあると思うし。
インセンティブ及び負のインセンティブを設定することにより、「ある程度は」正しい結論を市場が出すように導くことは可能なのだろうが。

いや、「正義の反対は別の正義」(クレヨンしんちゃんのひろし)であるように、「正しさ」の導出を期待することにムリがある。

ニコニコで新たな立ち位置を確保したひろゆきの「面白さを最重要視します」というのは実は的を得ていて、それがはてなとの絶対的な差だとも思われる。

はてなダイアリーのユーザー数が増えない理由

はてなのビジョン  インターネットの「人と人を繋ぐ可能性」を信じる(カコイイ) はてなのミッション  インターネットの明るい未来を担う一角になる(フューチャリスト宣言ぽい) はてなのバリュー  提供するサービスが、人と人を繋ぐ架け橋になる  デザイン・ユーザーインタフェースを極めて重視する  人の悪口は言わない(livedoo(ry )  まずは無料で提供し、ニーズがあれば適切な対価を頂戴する  継続して改良し、ユーザーにサポートの安心感を感じて貰う  (サポートなくして勝利無し)  安易に流されない、迎合せずに筋を通す

はてなは真面目すぎるのかな。
「正しさ」は極めてローカルな価値観だよなぁ、と思う。
「正しさ」は一旦脇に置いておいて、同床異夢をヨシとする組織を構築できたほうがいいのかな、とは思うのだがどうだろう。