抱えすぎ

日記を書く

トップダウンにこだわりすぎというか、
抱えすぎというか、
実業務にコミットしすぎというか、
権限委譲できなさすぎというか。

ベンチャーがあるところから規模を拡大できない、成長を維持できない理由の一つとして、社長に業務が集中しすぎてそこがボトルネックになってしまう、ということがあると思う。
実務から距離を置くために日本を離れたってのもあるのかしら。
それでも抱えすぎだけど。

社長の仕事って全体的な方向性の決定付けと(売り上げとかPVといった)目標達成率の監視だけでいいと思うのだけどね。
先の記事で言うと、はてなアイディアの返事とか機能改善の決定とかは任せてしまってもいいんじゃないの、とは思う。

もし権限委譲の際に「信頼感の有無」が問題になるのであれば・・・時間をかければ信頼感への満足度は高まるだろうけど、「最低限度この哲学だけ抑えていればいい」というように割り切るしかないのか、という気がする。
社の方針を一番理解しているのは社長であるわけだし、哲学をより早く理解して欲しいのであれば、社長判断の是非の「理由」は常にその方針に基づき明確に示さなければならないだろう。

それと平均勤続年数の長い会社の強みは、そういった社長哲学のシンクロ理解率80%オーバの社員が要所要所で配置されていることじゃないかと思う。

あと、とても奇妙なことに、その方針を立てた本人・・・社長とかですら「方針の理解を忘れてしまうケースがある」ので注意が必要。