インプットにこだわっても

スピードを上げたいなら速度を上げるんじゃなくてスタートを早めること
の続きっぽい記事が出ていた。

スタートを早めるためには、意図的に過去の経験の蓄積を増やさなくてはいけない
それはなんだか微妙に違うだろと思うのだが、スピードの指し示す事柄が異なるのか。

経験と言っても「成功経験」「失敗経験」があるわけだし、ある程度の考えを省略することはできるが、つまらない「失敗経験」が次のアクションを遅らせることもある。

というかね、

もう一度、論点を整理するとこうなります。 1. 経験を増やすために、新しいことにチャレンジしたり微妙な差異を見分ける目を養う 2. 日常の些細な気づきを忘れず記憶にとどめるためにメモをとるクセをつける 3. 経験する機会を増やし、かつ経験から得られた思いを忘れないようにすることで過去の経験の蓄積を増やす 4. 過去の経験が増えると自分のなかの情報量が増え、セレンディピティに出会う確率が高まる 5. セレンディピティに出会う確率が高まることで、自分のなかの創造力や先見の明を発揮する潜在能力が高まる 6. 先見の明を発揮する潜在能力が高まることで誰よりもはやくスタートを切れるようになる


もう少し無意識的でも全然いいんじゃないかと思うのだが、若い頃はそうでもないのか。
大事な事柄というのは意識せずとも向こうからノックするわけだし、・・・そのノックを感じ取る己の直感をもっと信頼してもいいんじゃないか、とは思う。

まぁ数量的なものはロギングしていくしかないけどね。
営業の成約率とか月々の売上とか見積りに対する実績値とか。

経験値を増やしたいのであれば、場数を増やして自分でやってみるのもいいと思うし、あと色んな人の話を聞くのもいいんじゃないかな。
一つ一つのインプットにとらわれすぎるのはどうかと。