20時の酔っ払いサラリーマン

新卒で入った会社のこと。

特別な会社だなんてまったく思ってないから、そういう会社は日本中にごろごろあると思う。でも、巷でよく言われている会社とはちょっと違うような気はする。そういえば、「ちょっと一杯」なんて夕方5時半から呑んでるような職場ではなかった。

自分の住んでいる都市はおそらく近郊ベッドタウンと呼ばれる地域なのだろうけど、なんだかんだ言って、朝7:30~8:30ぐらいの電車が一番混んでいる。
多分、8時半始業とか9時始業とかなのだろう。
それでもって20時とか21時の帰りの電車には既に酔っ払ったサラリーマンとかがいたりする。
定時が17時で一杯ひっかけてそれで帰る感じ?

この業界の人々を見ると、9時始業とか17時定時で上がれるとか殆ど聞いたことがない。
でもそういった時間に通勤者のピークがあるとしたら、おそらく自分とは違う時間帯で生きている人間のほうが圧倒的に多いのかなぁ、とも考えてしまう。

まぁ印象論でしかないのだけど。

そういえば、以前、製造業で営業やっている人と飲みに行く機会があって、「平日飲みにいくのに19時に待ち合わせというのはちょっと遅くない?」と言われたことがあるなぁ。
まあ全ての製造業がこうだとは限らないのだが。

ところで、

SIerの話で、全然プログラムがわかってない奴でも仕事ができてしまうことが問題、という話があるが、そういう人材でも仕事が成り立って、お客様から、お金がもらえるモデルは素晴らしいと思わない?もちろん問題起きるけど、経営判断が思いっきり間違えなければ大丈夫だし、案件のミスで赤字にはなれど潰れた会社は今のところないし。


難しいのはクライアントも利益追求集団であり、効率化を目指しているケースだろうか。
SIerは広告代理店みたいなものかもしれないが、大きく異なるのはテレビみたいな寡占の仕組みを一方に作りこめていないことだと思う。

いや、ごめん、ウソ。情報技術に関しては相当寡占化されている。
買い手、売り手の情報の非対称性を利用して収益を上げる最たるものがSIerでしょう?

「そのシステム開発はあなたにとってはルーチンな業務かもしれないがクライアントにとっては大勝負の業務かもしれない」
という文章をどこかで見たが、それって非対称性が十分に働いているってことじゃないのかな。