『ソフトウェア開発者採用ガイド』読了

とりあえず読み終わった。コラムだな。

印象に残ったこと。

電話での面接はいいかもね。確かに時間の節約になる。
互いに意味がないと分かった瞬間に面接に費やす時間がすごく勿体なく感じるようになるのはよくある話。

それと「速度」についての話。

イェール大学の数学教授だったサージ・ラングは、解析学の最初の授業の非、学生にごく簡単な代数の問題を出していた。その問題はほとんどの者が解くことができたが、ある者は書くのが追いつかないくらい早く解いたのに対し、他の者はしばらく時間がかかった。そしてラング教授は書くのが追いつかないぐらい早く解いた学生は解析の授業でAを取り、その他の者は取れないだろうと言った。
簡単なものを時速100マイルのスピードで片付けられなかったら、高度なものに到達できはしないのだ。
「あらゆる本や著名人の人々のスピーチで繰り返されてきた非常に間違った考えに、我々は自分のやっていることについて考える習慣を養うべきだというのがある。これはまったく逆だ。文明が進むのは、考えることもなくできる重要な作業を増やしていくことによってなのだ」


プログラムにおける「考えるんじゃない、感じるんだ」の重要性についてはしばし思うことがあるので別の機会に書くかも。

それと、3つのマネージメント・・・指揮統制法、入門経済学法、一体化法についての記述が面白かったよ。

まぁ色々あるのだが、多くの中小企業ではそもそもふるいにかけるほど採用募集の応募者がいるわけじゃないもんなぁ。。。