金持ちとしか付き合わない路線とか

受託路線の一つの方向性として「金持ちとしか付き合わない路線」というのがある。

結局、単価や売値なんてものは「顧客が幾らまでなら出してもいいと思うか?」というだけの話なので、
そりゃあ金払いのいい企業とやったほうが利益も上がるだろう、という極々当り前の話。

ただ、その路線自体は金持ち個人の嗜好にロックオンされてしまうので、まぁ概して御用聞き的立場になりがちだ。
営業的対応力が重視されるし、複製可能な視点・・・汎用力がなくなるということにもなる。

システム自身が有する本来的な力・・・複製可能な能力を十分に生かしきれてないのはなんだか勿体ない気がする。
カスタマイズコストを徹底的に下げ、ある程度の数をさばき・・・、
1000社の業界での100社よりも10社の業界の10社でシェア100%をとりブランドを構築する。
そういった「量を質に転化させる路線」のほうが楽しそうな気がするけどそうでもないのかな。