雇用の安定とか
ですから問題は、そんな長時間労働をしてまで、ワークとライフのバランスもとらないで、ただひたすら雇用の安定のみを追及するんですか、という話なのであって、その裏腹にあるのは、人間らしい働き方をする代わりに、不況の時にはやむを得ずクビになるかも知れないね、というのをどこまで認めるかという話でもあるわけです。両者はトレードオフなんであっていいとこ取りというわけにはいかない。そこんところを抜きにして表面的なバッシングで済ませてしまうのはもったいない話なんです。
例えば、100人社員がいて、50人分の給与しか出せないとしたら、
全員の給与を50%カットするより、50人リストラしたほうが会社としてはよい、みたいな話を聞いたことがある。
なんというか給与オフにより発生するモチベーション低下のほうが生産性に対するダメージは大きいんだと。
まぁそれはともかく安定か解雇か?なんていう二択は「私をとるの?仕事をとるの?」ぐらいくだらないなぁと思う。
ってか、ちっとも豊かじゃない。