売れないこととか

売れないことは、正しくはない

「いいものを作れば売れるんだ!」という実感がないとモチベーションを維持するのは難しいのかもしれんね。

ただ、「こういう製品はこれだけ売れる」という読みがあって、
その読みから「使ってもいい予算」の枠組みが決定されると思うのだけど、
「その読みがどれだけズレていたか?」という振り返りがないのはどうなのかな、と思うし。

まぁ、
「なぜ売れたのか」「なぜ売れなかったのか」という反省会みたいなものを
フローとして持っている企業ってあまりないのかな。
経験の浅いクリエイターに陥りがちな罠なのだが、
マーケティングとものづくりを対立概念として定義するのは何か間違えている気がする。

『能力構築競争』読了とか

企業の「強み」は計画的に生み出されるより偶発的に生み出されること(「創発」と表現)が多いとか。


トヨタの着目すべき点はそういった「創発」を分析し、更なる強みに引き上げることだとか。
つまり成功体験を個々人への表彰だったり記念パーティといったレベルに止めず、それ以上のものに転嫁させる。

パッションとロジックの両輪があってはじめて物事は継続する。
どちらかが欠けると遅かれ早かれ不幸になるのはなんとなく目に見えているよなぁとか。