山崎製パンの価格戦略とか

日経11/28より。

山崎製パンが偶然にも発見した価格戦略についての記事があったのだが、

・小麦粉などの原料高を価格転嫁で吸収したい
・ただし、客離れを防ぎたい

で、どうするか?

とった戦略は「商品のフルラインナップ化」らしい。
どういうことかと言うと、例えば、
145円、150円、190円、220円
といった商品ラインナップがあって、原料高を価格に反映させた場合、
155円、170円、210円、240円
となってしまうのが、空いた間隙を埋めるかのように、
120円、160円
の新商品を投入したとのこと。

「同じ商品」ではなく「同じ価格帯」を求める消費者が結構多いらしい。

ブランドを増やすことにより確かに管理の手間隙が増えてしまい、品目毎の売上も減ってはいるのだが、
全体としては従来並みの売上を維持しているらしい。