自動車の自動運転とか

中谷先生、お言葉ですが日本のモノづくりはそれほど安泰でもないように思いますが?

「今日本にはよって立つべき技術は何もない。 自動車はたまたま外貨を稼いでいるが、これだっていつかは構造不況業種に転落する時代が来ることは歴史が示している。 その時に次の産業は何があるか? 何もない! あえて言えば、iモードのヒットに関連して、モバイル通信の技術にかかわるものだけが今日本の唯一誇れるものだ。 ここに一点突破で集中するしか日本が生き残る道はない」


正直、モバイルより自動車のほうがまだ技術革新の余地は残されていると思うのだが。
ってか、自動運転っていつ実現するのかね。

車の「自動運転システム」はいつ実現するのか
2018年に完全自動運転で運転手不要の自動車が販売予定

自動運転が実現すれば、ものすごい社会的インパクトがあるというか、
バス会社の運転手とかどうなるのかな、管理人みたいになるのかな、とか、
長距離運送にかかる運転手の人件費とか、
終電逃してもウチからクルマが無人できてくれればタクシーいらないよね、とか、
生活というか社会そのものを変革する可能性がある。

製品のストーリーについて。
なんていうのか、国民性がどうのこうのって話にはならない気がする。
例えば、SONY大賀典雄のCDフォーマットに対する拘りとかを考えるとね。
ジョブズがいなければiPodは生み出されたかって問いもおそらくNOだろうし。
優れた製品のストーリーの発生が個人に起因するというのは、
多分、お話を分かりやすくする為の省略で、
実際には色んな人の思いつきをうまく寄せ集めた結果なのだろうけど、
そういういい思いつきを集めるには、
「こうなったら楽しいんじゃない」みたいな話を沢山するしかないのかなぁ、とは思うのだけどね。