「人のセックスを笑うな」とか

2008年の映画をふりかえる/結果発表で、「人のセックスを笑うな」が紹介されていたので、観てみました。

腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」でもそうだったけど、
永作の「何か裏に色々含んでそうだけど、実はあまり考えてないだけなんだろうなぁ」という不気味さというか怪しさがよかった。
もしかしたらパターン芸なのかもしれん。
なんとなく篤姫の人とだぶるんだけどね。
あれは永作までニヤニヤ芸を深化させてないだろうけど。

蒼井優もうまいんだろうね。
手持無沙汰演技の自然さがすごいね。
素か?と思うのだけど、やっぱり演じているわけだし。
意味もなく足をぱたぱたやるところとか。

男性はどうだろ。
女性2人に比較すると、うまいというか、それほど引っかかる演技はなかった気がする。

内容は若いというか、いつも寒空というか、個人的にはもう少しラテンに生きてもいいと思うのだけどね。
「そんなに悩まんでも」って思うのだけど、悩むのが仕事だから仕方ないか、とか。