報酬減とリストラとか

2009年SI企業の不況の乗り切り方

SI業界は、人が一番の財産なのだから、安易にリストラすべきではない。売り上げが、下がった分は、給与を減らすことで、補ったほうがいいと思う。 仕事が少なくなった分、給与が減るのは、しかたないでしょう。社員みんなが負担すべき。 最悪なのは、経営幹部の給与はそのままで、リストラだけするパターン。ほんと最悪ですね。



他の会社から引き抜きがかかったとして、
報酬が5%減なら優秀な社員はまだ残るかもしれない。
でも10%減なら彼らは他の会社に転職してしまうかもしれない。
そうなると不採算な構造にますます拍車をかけるだろう。

「優秀な若手社員もあぶれてくる可能性があるから、今こそそれを狙いに行こう」
と構えている会社もありますからね。

SIer業界が一枚岩で、「みんなでこれぐらいまでは給与を下げよう!」って協定を結ぶことができれば、社員獲得に競争原理が働くということはないけど。
ただ、総じて不景気ではあるし、「皆人件費を抑えにかかっている。どこもかわらん」的な雰囲気が醸成されている気もしますが。

あと不景気がコスト見直しの契機となっているならば、価格競争力の高い企業からしてみれば、チャンスがきているとは思うのですけどね。