「佐高信の辛口100社事典」とか

読み終わった。
どっかの雑誌のコラムを集めたものなのかね。



「どこそこの企業はこんな事件をやらかした」とか「どこそこの企業はこんな洗脳的な社員教育を行っている」とか、
普通の企業紙には掲載できないようなネタ集。
告発系の企業小説からの引用が多かったのが気になったけど。

事件にしても古い話が多いのだけどね。
「開放型企業」として評価されている企業にしても今は微妙なところがあると思うし。
あと、大企業のお行儀の悪さはブラック企業のお行儀の悪さとは毛色が違うんだな、とか。
個人的には体質そのものを批判する話のほうが面白いのだけど、
個人や事件に焦点を当てた話が多いのがちょっとアレかな、という気がする。
まぁ「こういうこともあったかもしれないんだね」という雑学としてね。