観察することとか
ふと思ったこと。
「膨大なデータを分析して見えてくること」ニコニコ動画データ分析研究発表会
「口コミは効果あるよ!」
とかいうのは、多分ネット以前から言われているのだろうけど、
「で、実際どんだけ効果あるの?」
の部分は割とうやむやになっていたのではないだろうか。
そもそも分かりようがなかったというか。
ただ、こういうコミュニティの可視化という技術の敷居が低くなれば、なんとなく見えてくることがありそうだし、広告主に対する成果も提示しやすくなるのかな、という気がしてきた。
マーケティングの手法って、調査の部分は今でもアンケートが中心だったりすると思うのだが、「観察される為の行動をとる」という時点で既に被観察者の行動にバイアスがかかっているわけだ。
で、観察される為の行動ではなく、自発的欲望を目標とした行動の足跡を拾い集めて、そこから意味を汲み取ることが容易になれば、それのほうがより役に立つのだろうな、というのはなんとなく推測できる。
もしかすると、
広告モデルの発展系として、行動分析提供型モデルというのもあってはいいと思う。
既にやっているところはやっている気もする。
行動ターゲティングとかもあるにはあるけどさ。