大規模開発なんてやらんでもいいじゃんとか

名もないベンチャーが億単位の案件を獲るには (Re: 真のソフトウェア工学はもう存在している)

まぁ確かにメタプログラミングは工数を減らす為の一考かもしれんが、
それが有効なのは「プログラミング作業」という狭い領域ではあるし、
ASPやパッケージやライブラリ、業務フレームワークなど「既に完成している機能」との対決のインパクトを考えると、
それほど重視される点ではないと思う。

といいますかね、大規模の受託開発って純粋な技術力以上の要素が占める割合が大きいわけだし、
なんだってベンチャーがそんな不利な市場で戦わなければならないの?って気がする。
大手SIerにも「優秀になれる資質を有する」エンジニアはゴロゴロしていると思うよ。
ただ、プログラミング技術を効率化させる優先度があまり高くないだけの話だろう。
とは言っても、結構面白そうな技術をR&Dでやっていたりとかするけど。

じゃあ大規模が担っている分野が絶対にとれないか?と言われれれば全然そうは思わなくて、
例えば、サイボウズみたいに、大手SIerが捉えきれない中小企業の市場を攻め、徐々に業界スタンダードへと近づいていくとか、
色々とやりかたはあると思う。

SMBにおける「Lotus Notes vs サイボウズ」の攻防戦

ってか、つまりはこういうことなのだろうけどな。名著。