技術力は差別化可能な商品となりえるのかとか

寝れなかったのでぐだぐだ。

サービスとして提供している形が多いし、
似たようなことばかりやっているからかもしれんが、
既に手掛けたシステム開発のライブラリを使い回すことが多い。
というか、使い回してばかり。
なんか足りないなぁと思ったら、scp で別の開発環境からコピーしまくるとかそんな感じ。

ひたすら PHP+MySQL で作っているからそういう速度感を出せるのかもしれない。
フレームワークとか興味はあるけど採用にまで至らないのは、なんとなく作り方の形が出来てしまっているし、結局、どんな道具もそこそこ慣れてしまえば、最終的な速度感はみんな同じになるんじゃないの?って思うから。
少人数だからこそうまくいってる仕組みかもしれんけど。

既存ライブラリの使い回しモデルにも限界があって、
よくできたASPには価格的に多分勝てないだろうなぁ、という思いはある。
ここ最近ちらほらと「競合がASPで提案」とかみたいな話を聞いたりする。
サイボーズOfficeは中小企業のスケジュール管理ソフトの需要を埋めるものだったのだけど、裏を返せば、本当はそこにシステム開発の需要があったはずで、それがごっそり持っていかれたということにSIerとかはもっと危機感を持ってもいいとは思う。

「フルパッケージASP」と「ライブラリ使い回し」の間に「オレオレSOA」みたいなレベルがあると思うのだけど、うーんこれってちゃんとできている会社とかあるの?
こういうレベルで共通化できるものってリソース監視ぐらいで、売るときの扱いの手軽さを考えたら、「フルパッケージASP」のほうがまだ勝っているんじゃないのかね。

ってか、本当は「何を売るか?」という「差別化可能な商品」について考えるべきなんだよね、とは思う。

で、技術力が差別化可能な商品となりえるか否かだけど、

整理整頓とか

結局、Webシステムの場合、平準化して達成する技術力は大体どこも似たような感じなので、 「これができる」という能力自体はあまり競争要因にならないそうな。


システム開発のレベルで分かりやすい方向付けだと、
Webシステムにプラスアルファの技術要素を持ってこれるか、
或いはその業界ドメインに対してエキスパートを目指すか。
ともあれ「ウチは技術力の高さが売りです」で思考停止する営業とかはだいぶ頼りないなぁ、と思ったり。
まぁそもそも「より具体的な商品が思いつかない」のであれば、「何の為にその会社は起業されたのか?」と疑問になるけどね。
システム開発という名の技術者派遣?
税理士事務所が暖簾わけするみたいなもの?
それが経営者が起業というリスクをおかしてまで商売にしたかったことなのか、とか。