機能外要求とか

たまに思うのは、
「そんな大層なサマリー機能作るんだったら、『できるシリーズ』のExcel本買って、担当者が使えそうな関数を覚えたほうがコスト安いんじゃねぇの?」
とか。
ただ、入力処理やトランザクション処理などデータ更新機能と、
サマリー出力などのデータ集計機能は分けて考えた方がいいよね、とか思う。

まぁそれはともかく。

機能十分、要件不十分

稼働開始早々、誤操作によるデータ不備の頻発・必須データの増加で入力効率の低下 とかで社内中てんてこ舞い。複雑な内部処理のためかシステムのパフォーマンスにも問題が発生。 結果、しばらくの後、社内協議の上 旧システムに戻してプロジェクトはなかった事に。費用ン億が時間とともに水に流れた。 このパターン、どのくらいの人が体験済なのだろう。


「しばらくの後」ってのがどのくらい後かによるんだけど、
最初は手間取るんだけど、3週間もすればルーチンワーク化してきて、
それなりのノウハウ(バッドなのも含め)を蓄積し、
それなりの作業時間におさまるってパターンが多い気がする。

出来上がったシステムは、要望のあった機能は十分満たしてたよ。でも一つの大切な要件が不十分だったんだ。それは、社員の作業の効率向上を図ること



ってか、これって機能外要求がきちんと定義されてなかった、ってことなのかな。
このへんをすっ飛ばすと、ボタンを押した後、10分たってようやく次画面に遷移するような素敵なシステムが出来上がる。