「悪魔の流儀」とか

本屋でたまたま見かけたから買ってみた。



Larry Wallプログラマーの三大美徳として、「怠慢(Laziness)」、「短気(Impatience)」、「傲慢(Hubris)」を上げているが、
それの「怠慢」にフォーカスを当てたような本。

この本では「自律して孤高の極みに立つ」という意味で「悪魔」という表現をしており、
そういったSEしか業界で生き抜けないと説く。

1. 自分の価値基準で行動する
2. やりたいことに集中する
3. できる方法でやる

まあ基本といえば基本なのか。

「やりたいことしかやってはいけない」というのは最近常々思う。
事務員からエンジニア、営業、社長業まで含めて、スキルのみに注目すれば、代替不可能な役割って実はないだろう。
今みたいな時代だと、どれもお金を出せば調達可能なサービスだったりする。
一度は自分のやっていることが「代替可能である」ってことに絶望してみるのもいいか、とは思う。
それでも「そのタスクを行う意義」って何かというと、「自分がやりたいから」という理由しか見つからない。

ってか本はすぐに読めた。
ヒントは多いけど、ちょっと内容が薄いかな、とも。