説教臭いとか

たまにだけど、会社とかでも「先生みたいに怒る人」ってのを見かける。
いや、「怒る」じゃなくて「叱る」だな。
物言いがどうしても説教臭くなるというか、「君はこうしなきゃだめだよ」と言っちゃうというか。

説教臭いのって「上から目線」なのがどうもイヤなんだよね。
怒られるほうが「同等の目線」なのでまだいい。

といいますか、「説教臭い」のが普通になってそれが当たり前になると、
どうももやもやしてうまい言葉が見つからないが、
「言われてことを素直にこなす忠実な人」は育てられるかもしれないが、
「会社の価値ややるべき事を理解し、効率よくそれを成し遂げようとする人」は育たない気がする。
育成が困難なのは後者のほうだから、だから「叱る」のはあまりよくないとは思うのだけど。

それから、残念ながら、
学校の先生みたいに叱らなくてはならないような人が、説教され続けて変化して立派になったというのは見たことないんだよね。
「言われたことを素直にこなす忠実な人」が向いているようなルーチンワークに最終的には回されてしまうのが殆どかも。