コンサルつまらないとか

コンサルというビジネスがつまらない理由。

結局、大部分は時間を切り売りする商売でしかないから。
確かに一般的なエンジニアよりは時間単価が高いかもしれない。
しかし、「個々人の時間は有限であるという制約」については同じ。
一人が売り上げられる額はたかが知れている。
社員一人頭の売上が100倍、1000倍になるのはなかなか考え難い。

目の前にいる他人の為に考えるという業務範囲の狭さ。
他人の向こう側の利益には直接手が届かない。
例えば、ITのシステムをコンサルしたとして、そのシステムから直接恩恵を受けるのはクライアントであって、自分ではない。
例えば、ラーメン屋でラーメンを作って、直接利益を享受しているのは店長だが、コンサルの立ち位置は、ラーメンが売れようが売れまいが実は関係ない時給で働くバイトと同じ気もする。

先生みたいな扱いを受けたり、人から直接感謝されるのが好きな人は向いているかもしれない。
否、それが嫌だって人はいないだろうな。
差し詰め、予備校講師とかって受験コンサルみたいなものなのかね。
ただ、人生に与えるインパクトの大きさから言うと、受験コンサルとかのほうが感謝されそう。