「いつでもクビ切り社会」読了とか

年齢制限の撤廃というえイジフリー政策について諸々書かれた本。



個人的には「エイジフリーでいいんじゃね?どうせ今の企業では窓際待遇なんて期待できないし」とは思っているわけで、この本の著者とはやや考え方が異なる。

ってかなんだろうなんだか違和感がある。
著者はフィールドワークとかは多分やっているのだろうけど、実際の民間企業の現場の温度が伝わってこない。
如何にも学者の考え方といいますか。

男女雇用機会均等法が施行され、男女の雇用差別は確かになくなったのだろうが、女性は女性、男性は男性として扱う文化的な部分はあまり変わっていない気がする。
だからまぁエイジフリーが日本社会の文化面に与える影響って限定的なものじゃないだろうか。