「バクチと自治体」読了とか

公営ギャンブルってよく知らなかったので面白かった。



著者の語り口が生理的にあったのかな。
淡々と史実を積み重ねて行くその文章には好感が持てる。

かつての公営ギャンブルってのは娯楽の王様だったのね。
今の存在感の薄さというのは隔世の感があるのかもね。
役目を終え、いまや赤字事業となった多くの公営ギャンブルは自治体のお荷物でしかなく、後に待ち受けるのは滅びの運命。
まさしくここで繰り広げられているのは撤退戦なわけだ。

昭和の戦後史を知るにはいいかもね。
ってか、不正騒ぎの暴動とかあったんだ、しらなんだ。