使いやすいフォームとか

おっと、フォームを使いやすくするのは「金」じゃないぜ。

まぁ言わんとしてることはよく理解できる・・・、
「普通にフォーム作ってるのであれば気付くだろうに、それぐらいのこと対応しろよ!」ってことなんだけど、
設計と実装が分離されていて、下請けの下請けとか入ってしまうともうダメかな、という気もしたりする。
実装者からしてみれば、山の向こうのクライアントはよく分からないので、目の前の仕様書憲法みたいになっているとかね。
仕様書通りに作ることが至上命題」なわけで、フォームを使いやすくするインセンティブが実装者自身にあまりないような。
仕様書に「ボタンを押したらブラウザがダウンします」とかちょっと頭おかしいんじゃないの?って仕様があっても、それ通りに作るのが正しいとされているし、わざわざ突っ込む手間も惜しんでいるというか。
後からクレームがきたら、「仕様書通りに作ったのでこれは不具合ではありません。修正の場合、機能追加になるので別途費用を請求します」とか、そういう話ってザラにあるような気もしたりします。

発注者がテストフェーズとかで気付いて、「これ使い難いじゃん!直せよ!」ってなればいいのだけど、手戻りできませんとか納期に間に合いませんとか断られたりね。
ってかさ、こういう細かい「使い勝手」になると、クライアントにとってシステム開発が不慣れであれば、要件定義で気付くのは殆ど不可能だろうな。

ってかさ、テストフェーズで気になって、「これ直してよ」って言われて対応できればそれでいいんだよね。
ちょっとやばめな修正は別途話をするとしても、Webって技術的にはフットワークの軽い対応が可能なわけで、もしそうできない何かがあるとすれば、その開発プロセスがやっぱりおかしいってことなんだろうな、とは思う。