「気まぐれコンセプトクロニクル」とか

古本屋で売っていたので買ってきて読んだみた。
結構面白い。



気まぐれコンセプト」はスピリッツで81年から今も続いている広告代理店モノの4コマなわけなのだけども、84〜07年までのものが一冊の本としてまとまって出されたもの。
割と読み応えがある。
というか、風俗史としても結構いい。

だらだら読んで思ったのは、バブルの頃のネタが面白いというか、書き手自身が面白がって書いているというのが結構伝わってくる。
ギョーカイ人はバブル好きだったんだなぁ。

メディアの構造的不況、08年のリーマンショックなど、07年の後に更に大変なことが起きるわけで、その前で途切れてしまっているのはなんともかんとも。

それから男性が女性に対してがっつきまくっていたり、下ネタ全開だったりするのだけど、
それもなんだか懐かしいものに思えたり。