「ハーバードビジネススクール」読了とか

読み終わってた。まあまあ面白かった。



世界屈指のビジネススクール、HBSに入学したものの、結局、その道を選ばなかった(選べなかった?)あるジャーナリストの物語。
GoogleのCEOやらバフェットやらポーターやらビジネス界の有名人が次々と出てくる・・・、ってかそういう人が講義で出てくるのは魅力的ではあるわな。
「各界の著名人とのパイプを作れたり、そういったビジネスの現場を教材として学べるのがHBSの魅力」とは著者自身が語っているが。

たまに出てくるビジネスネタが興味深かった。
市場の変動と株価との連動性ベータ値、
価値を生み出す為にある特定資産を持つべきか否かという「オーナーシップのテスト」、
交渉の2つの概念、BANTA(交渉による合意に対する最良の代替案)とZOPA(考えられる合意域)、
とかとか。

あと、著名CEOの傲慢さへの批判的視点が面白かったり。
でもまあ、「おれたち」と「やつら」は違う・・・という捉え方はどうかな、とは思うけどさ。
それから「金を稼ぐ為に家族を犠牲にするか?どうか?」ってのはどこの国も似たようなものだな、とは思った。