問題意識なのかな

1つ1つのインプットにこだわる眼力があってこその経験値

なんか言及されていた。
まぁ「問題意識を常に持ちましょう」ということなら同意。
その問題意識も自分の置かれた立場に固定されるのではあるけどね。
営業なら「商売的にどうなの?」、企画なら「企画としてどうなの?」、システムなら「システムとしてどうなの?」とか。
「もっといい方法はあるのではないか」みたいな脳内シュミレーションは普通の社会人なら誰でも普通にやっていると思うし、だからこそ直感に頼れば十分なんじゃないの?とは思う。

というかね、世の中には「同じことを表現を変えて何度も言う人々」というのがいるから、認知に気を張りすぎても疲れるだけなんだよね。
あと思考停止して対応しなくてはならない作業とかとか。
スルーすべき事柄がむしろ多すぎる気がするのだよ。

インプットの量を増やすのは間違いではないと思うよ。
量というかもしかすると種類かな。
どうもエンジニアのライフスタイルを中心に考えてしまうのだが、クライアントと要件定義して、仕様作って、コーディングして、テストして、検収するみたいな生活・・・刺激の乏しい仕事とか想像すると、「もうちょっと他の仕事のやりかたを研究して見聞を広めたほうがいいのでは」なんて思うこともあるわけだし。
今目の前にある事柄に依存しすぎると視野狭窄になるんじゃないのかしら。

ってか、鍛練すればその眼力が素晴らしいものになる、というのは、極めて運動能力的発想だとは思うなぁ。。。

とはいうものの、知人で「30半ばを超えた頃から急に多面的にモノを考えられるようになった」と言う人がいて、「何かやったのですか?」と聞いたら、「ひたすらモノを考えて詰め込んだらそうなった」とか言っていた。
そういう側面もあるのかね。