費用対効果

ニッポンIT業界絶望論

今までのユーザ企業は実質どうでもいいところまで細かくオーダーメイドで作り込むことを要求しすぎていた。そのくせ、結局ユーザには不評で使われないシステムが量産されていたのだから笑い事ではない。


大体合っている気がした。

どうもね、正常に競争原理が作動してないというか費用対効果というかROIが正しく測定されていないというか。

似たような業界があるなぁと思ったらテレビ局だった。
トップ層がほぼ寡占状況及びかかった広告収入に対する効果が正しく測定されてない。

正しい効果の測定とは「クライアントの利益をその費用で最大効率化できるかできないか」なのだけども、測定の手段が斜め下である・・・テレビ局はまだ視聴率とかあってリーチ効果ぐらいは分かるのだけど、SIer業界にはそういったものはない。

というかね、本来であれば「システム導入により人件費を○○だけ削除できました」という形にならないといけないのだけど、ちゃんとやっているところは皆無なんじゃないのかな。

どうでもいいところにこだわりすぎるというのは同意。
ってかね、ユーザのIT教育に金銭を費やしたほうが費用対効果高いなぁ、と思うことがままあるので。