意思決定システムとか

協調フィルタリング技術を掘り下げる--ECサイトのレコメンド技術を考える(3)

レコメンドね。
ふと思ったこと。

意思決定システムってやっぱり面白そうだね。
レコメンドの変形版と考えてもいいのかも。
企業内で使用するとして、参加者には役職などに応じてあらかじめ重み付けがされているんだけど、
個々の事案に対してのYes、Noの履歴はどんどん蓄積されて、
「それの決定が実際になされたか」「事案に対するYes、Noの事後評価」を個々人の重みづけに係数として付けていけば、
結構いいのができるんじゃないの、とか。

おそらく万能の知識を備えたスーパーコンピュータが統治するというひと昔前のSF未来的なものじゃなくて、
万人の意思を重みづけする仕組みのほうが現実的なんだろうね。
最初の判断は人間がするけど、それをシステムが取りまとめるというか。
人間は成長するもの、って観点がかけているけど、このままだと。

ってか、意思決定システムのアイディアはおそらく何年も前からITビジネスのネタとしてあるんだろうけど、
それが一般化しないのは、
単純にシステムを導入しても、感情的、組織政治的な部分をクリアできないからなのだろうね。

それと意思決定システムではなくて意思統合システムってしておいたほうがウケがいいかな。

大衆政治 vs 哲人政治 の対立項があって、間接民主政治とかは一つの回答ではあるのだけど、
こういうのもアリなんじゃないのかね。