単発より持続性とか

脊髄反射

危機感がないのか、当事者能力がないのか

ジョブカードも意味ないけど、そもそも義務的経費にキャップをかぶせた上で有識者を集めて諮問したところで、あの程度の仕事したフリしかできないでしょう。定額給付金+将来の消費税増税って批判轟々だけど、財務省を説得しやすい裁量的経費で、減税や公共事業と比べて低所得層に対して厚めに配られ、中期的な駆け込み需要も喚起できるから、駄目押しの公共事業よりずっと消費に回ることを期待できるかも知れない。少なくとも貯蓄に回るから無意味って批判は筋違いだろ。ブログ界隈でベーシックインカム論を打ってた連中まで擁護しない理由が分からない。



BIに賛成しても定額給付に反対するのは、おそらく単発の施策より持続性のある施策を欲しているからかな、とか思う。
景況感を支える上で今必要なのは、生活が保障されているという安心感だと思うのだがどうなのかな。

バブル崩壊以降の世代・・・40代以降って、賃金の上昇率を鑑みると、「生活や世の中がよくなっていく」という経験があまりないのではないか、という気がする。
かつての高度経済成長を追い求めるのは幻想だけど、じゃあ代わりは何か?という問いに対するコンセンサンスがない。