ダメとは言うけど後でとか

うだうだ。

「有名大学の女子大生を100人ぐらい集めてガールズブログっての立ち上げようと思うだけど、どれくらいでシステムできる?」
なんて相談を受けても、とりあえず「できる方法」と「よりよくする提案」とかをして、質問には答える。
「そんなもん成功するわけないし、コストのムダだろ」
という道を誤らせない批判もきちんと伝える必要があるのだが、それは前向きな話をした後に付け加えておく。

そもそも、ガールズブログの勝算が提案者にはあって、こちらではそれに気付けていないだけかもしれない。
或いは自分で失敗を自覚するまで納得できない人かもしれない。

「エンジニアはできる手段を考えずに、できない理由しか言わない」
ってのは結構タコ耳に聞くことなんだけども、
まぁそういうエンジニアがゴロゴロいる間は前述した心構えを守るだけで優位に立てるのではないか?という気がする。
「安請け合いばかりすると便利屋になっちゃうよ」って話もあるだろうけど、
全てにおいて自分の手を動かす必要はないだろうし。
「できる」と宣言しつつ、実務は他人に振る人が「要領がいい」って言われるのだろうね。

「自分で失敗を自覚するまで納得しない人」ってのは、おそらくエンジニアでも多くて、「とにかく新しいソリューションを導入したい」性向の人ってこういうことなのだろうな、とか。
「やるな」という否定をせずにある程度は目を瞑ってもいいんじゃないのかね。
モチベーションの芽を潰すことはないだろし、仕事に対して前のめりになれるのであれば、それはそれでよし。