システム発注とか

だらだら読んだ。

反吐が出た。げろげろげろ。
まったく、おめーらは人のせいにするのが好きだなwww


曖昧な注文をしてくるクライアントが比較的多い。
デパートに「コンシェルジェ」ってのがいて、「お客様の要望に合わせて、
お勧めの商品を選びますよ」的なサービスってのがあるのだが、
そういうのを要求されがちというか、
「安くて美味しいリンゴはない?」ではなくて、
「安くて美味しい果物はない?」という抽象度が大きいリクエストが多いというか。

受託側の見積もりは「予算」と「要望の抽象度」で変わってくる。
「予算ありき」の場合はその予算に沿った提案が出てくるだろうけど、
予算が曖昧な場合、抽象度が高ければ高いほど、ハイスペックの見積もりが出てくる。
レストランに入って、「とにかく美味しいもの持ってきて」って言うようなものだ。

ってかさ、そもそも「幾らまでならお金かけてもOK」的な視点がないと、そりゃあ価格も上がるわな、というか。
お役所向けの仕事・・・予算実績主義だから、お金をより使うインセンティブがある・・・が多いから、システム開発が高めになるという現状があるかと。

あと、一つ一つの案件の価格が大きくなればなるほど、
資金力のある企業に案件が集約していくのは当然というか、
小さな企業には出すには「いざというとき補償できないんじゃないの?」というリスクがあるだろし、
次善策として、第三者の保険機関をうまく活用したり(ないことはない)、うまいことファイナンスできる人材がいればよいのだが、
まあなかなかそれは進んでないよね。

個人的には「システム開発の価格相場を下げる」のはひとつの有効な手段な気がしますよ。
人件費のダンピングじゃなくてもさ、「似たようなシステムを作り続ける」とか「パッケージ化してしまう」とか色んな手段がある気がするけど。

多重下請けについては「それはやめてくれ」って言う発注企業も増えてきた。
やっぱりコンプライアンスの話なのかね。
ってか、管理しにくいわ、質が落ちるわ(まあ伝言ゲームだし)、小回りがききにくいわ、デメリットも大きいので。

あと問題があると思うなら、そんなフィールドで勝負しなきゃいいのに、とか思うのだけどね。
既に指摘はされているけど、中小IT企業の営業力が不足しているのは事実だと思うし。
同業大手じゃなくて、ユーザに直接売りに行けばいいと思うのだけど、
肝心の「ソリューションパッケージ」の商品力がパッとしなければ(というかニーズ不足であれば)、
うまくはいかないのだろうなぁ、とか。