ビデオカメラとか

東洋経済11/15で、いつもの「ガラパゴス化」の記事があったのだが、興味深い話。

最近の異変が、北米のビデオカメラ市場で起きていた。「シンプルでクール。ビデオ界のiPodだ」。eコマース最大手、米アマゾンのサイトに製品を絶賛する書き込みが並ぶ。米ピュアデジタル・テクノロジーズの「flip(フリップ)」シリーズ。価格は129〜179ドルと、日本メーカーの低価格機種と比べても3分の1程度の安さだ。米IT調査会社IDCによると、08年6月時点の北米における台数シェアは15%。日本ビクターやパナソニックを上回り、首位ソニー(シェア23.8%)に続く2位に浮上した。 フリップの人気のワケは低価格に加え、圧倒的な使いやすさにある。本体に一つしかない操作ボタンを押して撮影を開始・終了。2ギガバイトの内蔵フラッシュメモリに自動保存されたUSB経由でパソコンに移せば、ユーチューブなどの動画サイトに数十秒でアップロードできる。解像度など画質は既存品の半分以下だが、その分従来必要だったデータ圧縮などの作業がない。大きさ、重さも携帯電話ほどで気軽に持ち歩いても撮影できる。「既存のビデオカメラは操作が複雑すぎた。北米の消費者はもっとシンプルな製品望んでいた」。IDCアナリスト、クリストファー・シュート氏は言う。



日本は既に携帯電話自体がちょっとしたビデオカメラだしなぁ、というのはあるけど、
まぁそれよりは全然性能がよかったり使いやすいのかしら。

ちなみに、世界市場における、日本製ビデオカメラの市場シェアは9割以上だとか。

それから、フリップを作っているのはピュアデジタルというファブレス企業で、
自社で工場を持っているわけではないみたいです。
最近この手の会社多いですね。

参考
ガラパゴスねぇとか
日本のカーナビは携帯電話並みにダメらしいとか