尾崎とか

結局、この年になっても尾崎に学ぶか。。。

で知ったのだけど、そもそものネタがすごく古いな。

「20年後の10代と尾崎を聴く!〜「15の夜」「卒業」「シェリー」はどう響くのか?」
尾崎豊は普遍性を持てなかった
尾崎が普遍性を持てない理由はあきらか。

尾崎には違和感を持つタイプなんだけど、昔「卒業」とか聞いたときの印象が、
「なんでそんなに学校にこだわるの?学校そんなに好きか?」
ってことなんだよね。
今はさ、学校ってシステム自体が極度に相対化されており、
行かない選択肢ってのも十分にあるわけだからね。

自分達が学生の頃は制服ってまだ微かに抑圧のシンボルだった気がするけど、
今の制服ってコスプレでしょ、つまりは。
大体そういうところからして価値観の転換が起こっている気がするのだよ。

反抗がメインテーマなんだろうけど、そもそも反抗すべきシステム自体がグダグダになっているというか、
「やりたいなら自分でやるしかないだろ」
みたいに風潮が変わったというか。

岡村の普遍性について。
あれって、性欲中心のラブソングが多いから、それは今でも通用するというのか。
「聖書」とか、好きな学校の女の子が35の中年と恋していて、それを嘆いているバスケ部の男の子の歌だよ。
それなんていうケータイ小説

あと、ブルーハーツ
ダメでも不器用でも生きることそれ自体素晴らしい、ってところが普遍性か。
だって、ドブネズミみたいに美しく生きたいんだよ。
聖者になんてなれないし、弱い者達が夕暮れ更に弱い者を叩く社会を生き抜かなきゃいけないとか。
これはこれで熱過ぎるのかな。
ってか、情熱大事!ってのは多分一貫したテーマなんじゃね。
今でもスタイル自体はそんなに変わってない印象あるし。