できるけどやらないとか

とある会社が案件を外注するライターを募集しているというので、
知人を紹介してみた。

知人曰く、
簡単な仕事だし、わざわざ外に出さずともどうして自分達でやらないのかな、
って感じだったのだけど、
まぁ確かに「自分達でできることは自分達でやる」という姿勢で出費を防ぐ考えもあるけど、
その会社のポリシーは、
「簡単で誰にでもできる仕事だからこそ、むしろ自分達でやってはいけない」
と考えているというか、
「できる仕事ではなく、やるべき価値のある仕事をやる」
というか。

ここを見て思い出したので。

従来のソフトウェア工学が決定的に間違っている点

ソフトウェア開発も同じような体制にしたほうがいいのではないか。生産性が 30 倍違うのであれば、バカプログラマー 30 人を雇うより、スーパープログラマー 1 人にサポートスタッフ 5 人つけたほうが安くていいものができるだろう。Ruby の開発でいえば、まつもとさんやささだ先生にサポートスタッフ (あるいは秘書とか内弟子とか) をつけて、極力彼らが雑用をせずに Ruby 開発に専念できるような環境を整えるべきではなかったか。少なくとも、大きなリリースを控えている忙しいはずの時に、主要開発者の方たちが壊れた Visor の替えを買いに走ったりとか、「雑用が多すぎて…」と愚痴ってるような状況は間違いだといえる。



エンジニアが雑用に追われている会社はダメだよな。
ってか、営業とか企画とかでも、エンジニアに限った話じゃないけどさ。
学生のバイトとか置けばいいんじゃねぇの、って思うのだけど。