ARPU と ARPE
P2PIP電話skypeについての、FPNの刺激的なタイトルの記事。
「スカイプは電話市場を消滅させる?」
これまで一般的な通信事業者は全てARPU(Average Revenue Per User)とよばれる顧客一人あたりの収入を指標にしていました。 例えば携帯電話なら一般の人が支払うお金の平均が月6000円なのか1万円なのか。 |
これに対し、スカイプはARPE(Average Revenue Per Employee)を指標とする、とはっきり宣言していました。 利用者が何人いるかは全く関係なく、社員一人がいくら稼ぐかを指標としているわけです。 |
ちなみに、スカイプには正社員が全世界で70名程度しかいません。 日本にはたったの二人です。 日本の電話市場が数兆円から仮に百分の1、千分の1になろうとも、スカイプからすると全く痛くも痒くもないわけです。 これを破壊的イノベーションといわずして何を言うのでしょう? |
全てはIPプロトコルに・・・、ということを考えたことのある人間なら誰もが電話事業のいつかの終焉を想像していたと思うが、その足音が聞こえてきたというところか。
まだまだかかりそうだけども。
って、ARPEか。
なかなか素敵な経営手法。
ちなみに日本ではあのライブドアが最近提携しました。
「livedoor skype」