追跡性
以下はほぼ一年前に書いた日記。
「SoftwarePeople vol.3」にUML導入失敗シュミレーションの記事が出ていた。 で、その中の一つに、 「設計フェーズで使用されていたUMLだが、実装段階で仕様変更が幾つか発生したが、UMLにフィードバックされることはなかった」 というケースがあった。 UMLに限らないとは思うけど、いわゆるドキュメントのトレーサビリティの問題ですよ。 で、具体的な解決策は?と思ったけども特に書いてなかった。 そりゃそうだろうなぁ・・・、リエンジニアリングとかもあるんだろうけど、追跡性を保つ「銀の弾丸」なんて聞いたことないし。 以前参加した某プロジェクトでは、キングファイルに要求定義書、ぼーんと挟んでおいて、実装フェーズで仕様変更が発生する度に付箋紙ぺたぺたくっつけていったけど(あとでまとめて直した)。 結局ルールで縛るしかないんですかね。 ただRationalのツールとかだと、要求→分析→設計まで一貫してドキュメントを扱えるものがあるみたいですけどね。 でもかなり高いみたいだし(笑) あと一つメンターって言葉を覚えました。 「メンター」 ・・・ 新しい技術採用の際に技術移転をしてくれる人のこと 記事では「メンターなき状態でのUML導入は困難」と書いてあったけど、初心者同士で麻雀打つみたいなもんなんですかね、それって。 |
で、追跡性を保つ為のいくつかの方法。
1.MDAをやっちゃう。
これはドキュメントからプログラム作るとかそういうことですね。
最近ぼちぼちツールが出てきたようだ。
2.JavaDoc っぽいことをやる。
PHPならPHPDOCでしょうか。
ソースコードからドキュメントを起こすようにする。
3.っていうかドキュメントは書かない。
XPとかがそうなのかな。不要なドキュメントはなるべく書かない。