オープンソースを導入しない理由

企業の情報システム管理者へのアンケートで、オープンソースの導入については59.9%は「導入意向なし」と回答しているのか。
ここでも触れたが、自治体のほうが積極的ってわけだ。

59.9%は「導入意向なし」と回答している。理由としては「管理者・技術者がいない」(48.3%)、「既存システムに満足している」(44.1%)、「サポートに不安がある」(39.7%)などが多く、技術者不足とサポートの不安を抱えていることが浮き彫りになった。



基幹系のプロジェクトに携わっていて思うのだが、Linuxってあまりメジャーじゃないというか、そんなに詳しい人いないのね。
個人的には行くところへ行けばゴロゴロしていると思うのだけども、そういうゴロゴロしている業界・・・それってつまりWeb業界なんですけど、あまりパイプを持てていない気がします。

あと「技術者不足」とか「サポートの不安」とか言いますが、Windows絡みの技術や情報ってお金払わないと手に入らないものが多いからメンドウなんだよね、という印象がある。
お金さえ払えばラクに手に入れることが出来るのだろうけど。

SI業界とWeb業界という2つの業界がどんどん重なり合ってきているイメージがあって、SI業界のほうがシステム構築の方法論とかしっかりしている雰囲気があったけど、実際には相当ドロ臭いでしょ、技術がなくとも人間の頭数でなんとかしようって発想があって。
っていうか人月ベースの見積もりに寄りかかりすぎなんだよなぁ、きっと。
「お金さえ払えば」っていうのもきっとその延長線上にある気がする。

SI業界自体、今までゼネコン的構造で成立してきたものと思っているけど、そういう方法が通用するのも限定的になっていくんじゃないのかなぁ。
と、題名とは微妙に異なる結論になっちゃったけど。