SI企業は広告代理店っぽくなれないかな

引き合いバブル らしい。ただし失注も増えていること。

ユーザ企業が「相見積もり」をとるのは広告業界ではまぁ「競合プレゼン」って形でよくやってますよね。
そういえばその昔広告系の会社にいたときも勝ったり負けたりでした。
ただその場合でもプレゼン費っていうのは普通にそこそこ出るんですけども。
(出ないこともあるけど)

上のエントリーでも指摘されているように、IT業界ってあまりプリセールスの概念に乏しいといいますか。
そもそも「1円入札」もありの世界で運用保守で利をとるという泥営業が浸透しすぎたからかな。

今後のSI産業ってゼネコンではなく広告代理店っぽくなってもいいんじゃないですかね。
少なくとも予算とか開発規模はどんどんそのイメージに近くなり平均してコンパクトになっていくような気がします。
また、80年代以降の広告業界は、ユーザ企業への業務への切り込みも始めたわけですが・・・企業のブランド戦略とか・・・、SI業界もそうなれば面白いなぁなんて思います。

ただ広告に比較してシステムって寿命が長いからなぁ。
一つの企業からそんなに発注があるとも思えないし。
まぁ一時期に比較して短くなってはいますが。今は社内システムだと大体3年位なのかな。