OOAを振り返り

ここのサイトで知ったんですけど、OOADOAを巡る一連の議論、こことかこことかこことかを見て色々と思ったこと。

結局、当たり前だけど、UMLとER図を適材適所でうまく使い分けているのが現実なんでしょうね。

ユースケースとDFDの単純な対比はちょっと危険なのだけども、実はDFDのほうが理解してもらいやすい、と思ったり。
っていうか、非システム業界の人間でも放っておいたら、要件定義書としてDFD的な図を書いてきてくれるもんだし。

渡辺氏の言葉を使うと、OOAにとってもしかすると「クラス」こそ「鬼っ子」なんでしょうかね。つーか、プロトタイプベース・オブジェクト指向とかまさにそこを解消すべきでてきたものだが、これはこれで不便なのか、traitの話とか出てきているっぽいけど。

今の時期が過渡期なのか反動期なのかはともかく相当混乱しているということだけは徐々にはっきりしてきた気がします。
ただね、Webサービスがもたもたしている間にRESTがわーっと広がったように、単純シンプルな方法論が主流になっていくんでしょうなぁ、きっと。
となると、やはりここの方法論が明快かつ実証的でいい感じです。
デザパタにしろMVCにしろ一回はまって失敗プロジェクトこさえた後ぐらいの感じが丁度よく成長していると思うのですが、業務でそれやったら怒られちゃうねきっと。