セキュリティに対する温度差

カカクコムとか中学生に指摘される校内ネットのセキュリティとかを読んで思うのだけども、ITリテラシーと言いますか、ある人々とある人々の間のセキュリティに対する温度差が非常に激しいのが気になる。

なんかね、「とにかく悪い奴を懲らしめればいいや!」的な発想があるというか。
「犯人の特定が極めて困難」というベースの認識が異なっているためか?

ウイルスにしろ人的なクラッキング行為にしろ、やばげなアクセスって日常茶飯事に行われているということをもっと周知させるべきでないかと。

ITサイトの管理者であれば、国籍すらも分からないし素性も知れない匿名の誰かがどうやらクラッキングっぽい行為をしかけてきているらしいという「気持ち悪さ」、しかもそれが結構頻繁というのは既に体感しているが故に「セキュリティの重要さ」は身に染みて分かっているのだと思うが、それがあまり共有されていないがために意見の温度差が出てくるのではないのだろうか。

まぁあれですね、

  • 国外からの不正アクセスに対しては法整備だけでは全く無力
  • つーか犯人の特定は非常に困難
  • 更に言えば不正アクセスの事実にすら気付かない場合も
  • 不正っぽいアクセス自体は大して珍しいものでもなんでもない
っていうのが基本認識だと個人的に思うのだが、もっと共有すべきじゃないだろうか。