国の発注について

ここ経由で知った、「抵抗と戦い自治体の『丸投げ意識』を変えた」という記事。

まぁ興味深いことが色々と書かれています。

オープンソースが云々かんぬんは・・・まぁ偏見とどう付き合うか?ってことですね。
試してみなきゃあ分からない、つーかMySQLだからといって何にでも使えるってわけじゃあないですし。

今までのやり方は,最初から全部SEに委託してしまいますが,私のやり方では3人のプロにそれぞれの専門性を活かした仕事をしてもらっています。また,それぞれのプロには事前の整理が済んだ段階で仕事してもらってるので,段取りや質疑に時間をとられないというメリットもあります。

やっぱり専門性って大事だよねー。

まぁそれはともかくシステムに強い人がいたのでよかったというか、発注者が主体的に動けたからうまくいったのであって、つーか、発注担当者自身が「複数あるうちの一業務」にしか過ぎなければあまり手間隙かけれないだろうし、そりゃあ受注側が「いつもならやっていた設計作業」を発注側で行うのであれば、安くはなって当たり前だろうよ、と思った。

よかったのはシステム規模を分割することにより、設計時失敗のリスクを回避したってことですかね。

余談だけども、この手の自治体の成功談って元SI出身の人間が絡んでいることが多い気がする。
やっぱり地方自治体はプロパー(ずっと公務員)にこだわらないほうがいいってことかしら。

どちらにしろ今後はITへの支出に引き締めがかかるのは間違いないんで。
そもそも国にお金がなくなってきているし。