「技術者不足問題」について幾つかのリンク

切り込み隊長BLOGの「本当に技術が必要とされる現場にgeekがいない」に対する幾つかの反応。

それは土壌の問題。 NEC、日立、東芝、トヨタの名前を冠したソフト企業も全く同じ病理にとりつかれている

geek(場合によってはハッカー)という語り口で「SI企業の構造的技術者不足問題」について語られることが多くなってきた。

個人的には、 「目前に迫った案件等、短期的にはリスク軽減の為、何が足りないのか?を明確にして、不足領域については協力会社にお願いするしかない」 「長期的には、技術を組織へ持続的に落としこむ為、人材を育成の為の仕組みを作る必要がある。その際に、定期的に外部刺激が入ってくる仕組みを考える必要がある」 ってところだろうか。

以下、旧来型SI会社でのgeek的振る舞いの難しさ等。 なぜオープンソースを採用するか リスクと責任と価格 SOんなAほなアーキテクチャ 当事者になるということ

あと、一例ではあるのだけども、好き好んでこんな現場に行く奴なんかいないでしょ。 【軍曹が】携帯電話開発の現状【語る】

PGがPGのまま高い給与が貰えるようになったり、残業しなかったり、そもそも出向業務は行わない方針だったりとか、「geekに優しい職場」というものがぼちぼち出てきてはいるので、中小なSI企業も密かに2極化してきていると思う。 (個人的な感覚論なのだけども、mixi以降、オフ会への抵抗感がなくなって、技術者同士の情報交換会が本当に多くなったので、一頃とは異なり、「どの企業がPGをどういうふうに扱っているか?」という情報も結構頻繁に流れているような気がしますね)

何にせよ、geekgeekを産む構造になっているところは強いですね。