人材育成

なぜ、会社に育ててもらおうとするのかより。

10年前とちがって、自分からアクションを取れば、いやというほど情報が得られる時代です。同世代の技術者と知り合うのも容易です。新しい技術に関する手弁当の勉強会もたくさんあります。世界を相手にして成長し、実力がともなってから、その力を会社で振るうのも面白いものです。もうすでに、会社には若手を育てている余裕はないし、社員の方も会社に育ててもらう時代ではないですよ。
どうしても気になるのでちょっと書いておく。

個々人が高いモチベーションを維持すべきなのも当たり前の話だ。
会社が社員を啓発しなければいけないのも当たり前の話だ。

グチと不満ばかり言って、「自分自身で勉強しようとせず」また「会社に対しても意味のある提案を行わない」社員というのは論外だと思う。
もっと言えば、白紙状態の若手社員に対して、結果そのような態度をさせてしまうような人材育成しか行えなかった会社にも問題があると思う。

運不運もあるのではないか。
極端な話、同じ会社の中でも、定時上がりで自分自身の勉強を行う余裕があったり、会社費用負担で研修等に参加させてもらえる人もいれば、月100時間残業が常になっており、睡眠時間を確保するのが精一杯という人もいる。

ただ一ついえるのは、人材育成ということに対しセンシティブでなければ、会社だろうが社員だろうがそのうち行き詰まることが目に見えている。

んでもって、個人的に共感できるのはこれかな。

会社に所属する理由