スプレッドシートから株値を参照

オンラインスプレッドシート(Web版のExcel)を提供しているiRowsからニュースメールがきていたのだけでも、株価取得関数が追加されていた。

Dynamic functions to get the current stock price by ticker symbol, or a currency exchange rate. Each time you open the sheet, it will contain the up-to-date values. It's so simple: =stockprice("GOOG")
Googleであれば"GOOG"、Microsoftであれば"MSFT"というように、企業の識別コードを引数に与えれば、その時の株値が返ってくる。

株価を戻すAPIはなんとなくありそうだし、ローカルのExcelファイルでもマクロを組めば似たようなこと出来そうだけども、スプレッドシート上でそういったことを意識せずに関数として組めるのはなんというか面白いというか。

と、ここで引用。 「梅田さん、Web2.0って企業情報システムに影響しますか?」

Web 2.0は世の中のさまざまなものに変化を及ぼすことになる。しかし、企業の情報システムに変化を及ぼすのが最後になると思う。最初に影響するのは、トランザクション処理を伴うような基幹系システムではなく、社内で情報を共有したり、データを分析して経営戦略に役立てるといった、いわゆる情報系システムになるだろう。

例えば、会計システムで明細の品目をクリックすると、カカクコム提供の値段が出てきて、「現時点でどれぐらいコストがカットできるか?」とか調べられるようになるのですかね。

「こちら側」(『ウェブ進化論』的言い回し)の人がまず理解すべきなのは、「技術的にはもう既に出揃っており、プレイヤーがいないだけ」ってことなのかな。 カカクコムとかで考えれば、最安値5件のデータを取得するAPIとか1000万(5〜6人月程度?)も初期投資をすれば、ベータ版APIぐらい出来そうな気がするんだけども、それは気のせいですかね。