性根のねじ曲がった人

今更読んでみた。

マンガ自体はいつもの「原青春マジック」できれいにまとめられていたのだが、印象に残ったのは巻末対談の武田真治氏の言葉だった。 「めちゃイケ」ってどうなの?と聞かれてこう答えている。

「友」がいるって感じ。とりあえず走ってみる、みたいな。あの番組をやっていることで、性根のねじ曲がった人とのつきあい方がわかった(笑)。

苦笑いっていうか、仲良さそうでよかったじゃない、とか。 (武田自身もねじ曲がっているところあるんじゃないのとは思うけど)

日常の中では自分と違うタイプの人間と親しくなる機会ってあまりない。 ってか皆そこまでヒマじゃない。 嫌だったら付き合わなければいけないし、今だとネットもあるので自分と似たようなタイプの人間とも簡単に出会えることができるし。

「ねじ曲がった人」で思い出したのは「プラナリオ」の友人からの「ガンバレ」という手紙を破り捨てた主人公だったのだけども。

個人的には、ねじ曲がった人と付き合うには話半分ぐらい聞いてなぁなぁやっていくのが一番いいんじゃないの、とか。 ただ、それって「大人の付き合い方」なだけで実は寂しいものだと思うし、そこまで他人の為に必死になれるほど善人にはなれないわけだし。